突然ですが、皆さんのご家庭には「すっぽん」、つまりラバーカップはありますか?トイレの隅や物置の奥に、ひっそりとその出番を待っているかもしれませんね。正直なところ、あまり目立たせたくない、できれば使わずに済ませたいアイテムの代表格かもしれません。しかし、私は声を大にして言いたい。「一家に一台、すっぽんは絶対に必要だ!」と。なぜなら、トイレの詰まりは、本当に予期せぬタイミングで、誰の身にも起こりうるトラブルだからです。ある日突然、水が流れなくなる恐怖。便器から水が溢れそうになる焦り。そんなパニック状態に陥った時、手元にすっぽんがあるかないかで、その後の展開は大きく変わります。もちろん、詰まりの原因によってはすっぽんだけでは解決しないこともあります。固形物を落としてしまった場合や、排水管の奥深くでの詰まりなどは、専門業者さんの力が必要です。しかし、多くのトイレ詰まりの原因は、トイレットペーパーの流しすぎや排泄物によるもの。こうした比較的軽度な詰まりであれば、すっぽんが驚くほどの解決能力を発揮してくれるケースが多いのです。考えてみてください。深夜や早朝にトイレが詰まったら?すぐに業者さんを呼べないかもしれません。休日で業者さんが捕まりにくい時だったら?そんな時、自分で応急処置ができるすっぽんがあれば、どれだけ心強いことでしょう。業者さんを呼ぶとなると、それなりの費用もかかります。数千円から、場合によっては一万円以上かかることも。もしすっぽん一つで解決できれば、その費用を節約できるわけです。数百円から千円程度で手に入るすっぽんが、数万円の価値を生む可能性だってあるのです。確かに、見た目はあまりスマートではないかもしれません。保管場所に困るという声も聞きます。しかし、最近ではおしゃれなデザインのカバー付きのものも販売されています。それを使えば、トイレ空間の雰囲気を壊さずに置いておくことも可能です。日頃は目立たなくても、いざという時に頼りになる存在。それがすっぽんです。まだお持ちでないご家庭は、ぜひこの機会に備えておくことを強くお勧めします。使わないに越したことはありませんが、「備えあれば憂いなし」ですよ。
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