キッチンの水圧が弱い!マンション・アパートの場合の対処法

マンションやアパートなどの集合住宅で、キッチンの水圧が弱い場合、戸建て住宅とは異なる原因や対処法が考えられます。ここでは、集合住宅でキッチンの水圧が弱い場合の対処法について解説します。まず、集合住宅でキッチンの水圧が弱い場合、考えられる原因としては、以下のようなものがあります。建物全体の貯水槽やポンプの不具合共用配管の詰まりや漏水自室の止水栓が十分に開いていない蛇口(水栓)のストレーナーの詰まりこれらのうち、建物全体の貯水槽やポンプの不具合、共用配管の詰まりや漏水は、自分で対処することができません。この場合は、まず、管理会社や大家さんに連絡し、状況を説明しましょう。管理会社や大家さんが、専門業者を手配し、点検・修理を行ってくれます。次に、自室の止水栓が十分に開いていない場合は、止水栓を全開にすることで、水圧が改善する可能性があります。止水栓は、通常、シンクの下のキャビネットの中にあります。ハンドル式やレバー式のものがありますので、確認し、完全に開いている状態にしましょう。また、蛇口(水栓)のストレーナーの詰まりも、水圧低下の原因としてよくあります。ストレーナーは、蛇口の先端や、根元などに付いていることが多く、取り外して水洗いすることで、詰まりを解消できます。これらの対処法を試しても水圧が改善しない場合は、自室の配管に問題がある可能性があります。この場合も、自分で修理しようとせず、管理会社や大家さんに相談するようにしましょう。集合住宅では、配管は共用部分であるため、勝手に修理することはできません。無断で修理してしまうと、契約違反となり、退去時に原状回復費用を請求されたり、トラブルに発展したりする可能性があります。集合住宅でキッチンの水圧が弱い場合は、まずは管理会社や大家さんに相談し、指示に従って対処するようにしましょう。