シンク下から水漏れしている場合、まずは原因箇所を特定することが重要です。ここでは、シンク下の水漏れの原因箇所を特定する方法について、順を追って解説します。まず、シンク下のキャビネット内にあるものを全て取り出し、床に新聞紙やタオルなどを敷いて、水濡れ対策をしましょう。次に、懐中電灯などを使って、シンク下全体を明るく照らし、どこから水漏れしているのかを目視で確認します。水漏れ箇所を特定しやすくするために、水栓を開けて、水を流しながら確認すると良いでしょう。水漏れ箇所として、可能性が高いのは、以下の4箇所です。排水管の接続部分: 排水管と排水トラップ、排水トラップと床下の排水管など、接続部分に使われているナットやパッキンが緩んだり、劣化したりしていないかを確認します。排水トラップ: 排水トラップ本体にひび割れがないか、排水トラップと排水管の接続部分が緩んでいないかを確認します。給水管・給湯管: シンク下の壁や床から出ている給水管・給湯管に穴が開いていないか、水栓との接続部分が緩んでいないかを確認します。蛇口(水栓)本体: 蛇口のハンドルや、レバー、吐水口などから水漏れしていないかを確認します。これらの箇所を、順番に確認していくことで、水漏れの原因箇所を特定できる可能性が高まります。もし、目視で水漏れ箇所が確認できない場合は、ティッシュペーパーや、トイレットペーパーなどを、怪しいと思われる箇所に巻き付けて、濡れるかどうかを確認する方法も有効です。水漏れ箇所を特定できたら、その箇所に応じた修理を行います。ナットの緩みであれば締め直し、パッキンの劣化であれば交換、ひび割れであれば部品交換など、適切な対処を行いましょう。しかし、原因箇所が特定できない場合や、自分で修理するのが難しい場合は、無理せず専門業者に依頼するようにしましょう。
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