ディスポーザーは、生ゴミを粉砕して排水と一緒に流すことができる便利な装置ですが、何でも入れて良いわけではありません。ここでは、ディスポーザーに入れて良いものと、入れてはいけないものについて、詳しく解説します。まず、ディスポーザーに入れて良いものは、基本的に「柔らかく、水に溶けやすい生ゴミ」です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。野菜くず(少量ずつ)果物の皮(少量ずつ)ご飯、パン麺類肉、魚の小骨(少量ずつ)卵の殻(細かく砕いてから)コーヒーかすこれらの生ゴミは、ディスポーザーで粉砕しやすく、排水管に詰まりにくいものです。ただし、一度に大量に投入したり、硬い部分をそのまま投入したりすると、故障の原因となるため、注意が必要です。次に、ディスポーザーに入れてはいけないものは、大きく分けて「硬いもの」「繊維質の強いもの」「大量の油」「その他」があります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。硬いもの: 貝殻、大きな骨(鶏ガラ、豚骨など)、甲殻類の殻、種(アボカド、桃など)繊維質の強いもの: とうもろこしの皮、玉ねぎの皮、長ネギ、ごぼう、セロリ、枝豆のさや、大量の野菜くず大量の油: 天ぷら油、サラダ油など(少量であれば、冷水と一緒に流すことは可能です)その他: プラスチック、ビニール、金属、ガラス、ゴム、紙、布、輪ゴム、タバコの吸い殻、薬品、熱湯これらのものは、ディスポーザーで粉砕できなかったり、排水管を詰まらせたり、故障の原因となったりするため、絶対に投入しないでください。特に、大量の油は、排水管内で冷えて固まり、詰まりの原因となるため、注意が必要です。油を処理する際は、新聞紙や、キッチンペーパーなどに染み込ませて、可燃ゴミとして捨てるようにしましょう。ディスポーザーを正しく使用するためには、入れて良いものと、入れてはいけないものをしっかりと区別することが大切です。
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