戸建てで突然水が出なくなったら、焦らずに、まずは状況を確認することが大切です。ここでは、水が出ない時に、まず確認すべき3つのポイント、止水栓、元栓、水道メーターについて解説します。まず、確認すべきは「止水栓」です。止水栓は、家の中の特定の場所への水の供給を止めるための栓です。例えば、キッチン、洗面所、トイレ、お風呂など、それぞれの水回りの近くに設置されています。もし、特定の場所だけ水が出ない場合は、その場所の止水栓が閉まっている可能性があります。止水栓は、ハンドル式やレバー式のものがあり、時計回りに回すか、レバーを垂直にすることで、水を止めることができます。次に、確認すべきは「元栓」です。元栓は、家全体の水の供給を止めるための栓です。戸建ての場合、元栓は、敷地内の地面に埋められていることが一般的です。「量水器」や「止水栓」と書かれた蓋の中にあることが多いです。もし、家中の全ての水が出ない場合は、元栓が閉まっている可能性があります。元栓も、ハンドル式やレバー式のものがあり、時計回りに回すか、レバーを垂直にすることで、水を止めることができます。そして、確認すべきは「水道メーター」です。水道メーターは、使用した水の量を計測するための計器です。水道メーターは、通常、元栓の近くに設置されています。水道メーターを確認することで、水が出ない原因を特定する手がかりが得られます。まず、水道メーターのパイロット(小さな円盤や針)が回っているかどうかを確認しましょう。もし、パイロットが回っているのに水が出ない場合は、水道管のどこかで水漏れが発生している可能性があります。一方、パイロットが全く回っていない場合は、止水栓や元栓が閉まっているか、水道管が凍結している可能性があります。これらの3つのポイントを確認することで、水が出ない原因を特定し、適切な対処をすることができます。
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