念願の新しいシャワーヘッドに交換完了!これで快適なバスタイムが送れる…と、その前に、一つだけ確認しておきたい大切なことがあります。それは「水漏れ」のチェックです。チェック方法はとても簡単です。まず、シャワーの蛇口(水栓)を開けて、交換したシャワーヘッドから通常通りに水を出します。そして、シャワーヘッドとホースの接続部分を注意深く観察してください。水がポタポタと垂れてきたり、じわっと滲み出してきたりしていないでしょうか?接続部分に乾いたタオルやティッシュペーパーを当ててみると、わずかな水漏れも見つけやすくなります。特に、取り付け直後は問題なくても、水圧がかかった状態や、しばらく時間が経ってから漏れ出す場合もあります。シャワーを数分間出したままにして、接続部分の状態をよく確認しましょう。もし、水漏れを発見した場合は、慌てずに以下の手順で対処します。まず、シャワーの蛇口を閉めて水を止めます。次に、シャワーヘッドを一度取り外します。水漏れの原因として最も考えられるのは、接続部分の締め付け不足、またはゴムパッキン(Oリング)の不具合です。締め付けが緩いと感じる場合は、もう少しだけ(時計回りに)締め込んでみてください。ただし、前述の通り、締めすぎは破損の原因になるので注意が必要です。手で締めるのが基本ですが、滑る場合はゴム手袋を使うか、タオルを巻いて力を加減しながら行います。それでも水漏れが止まらない場合は、ゴムパッキンを確認します。パッキンがねじれていたり、ずれていたり、あるいは劣化してひび割れていたりしないでしょうか?パッキンが正しく装着されていない場合は、正しい位置にはめ直します。劣化している場合は、新しいパッキンと交換する必要があります。多くの場合、新しいシャワーヘッドに予備のパッキンが付属しています。パッキンを正しく装着し、適度な力で締め直したら、再度シャワーを出して水漏れがないかを確認します。アダプターを使用している場合は、アダプターとホースの接続部分、アダプターとシャワーヘッドの接続部分の両方から水漏れがないかを確認してください。これらの対処を行っても水漏れが改善しない場合は、製品の初期不良や、ホース側のネジ山の破損なども考えられます。無理に自分で解決しようとせず、製品のメーカーや販売店、あるいは水道修理業者に相談することをお勧めします。
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